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猝
「猝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
猝の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
だ。追うこと暫くして、其の間半町、将に賊将を獲んとした時、賊将|上山六郎左衛門、
猝って師直の身代りになって討死した。 その為に大分暇をとった。それでも執拗に追....
「飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
月に一度の市ですから……。」 この時まで主人の後に温和く尾いて来た彼のトムは、
猝に何を認めたか知らず、一声高く唸って飛鳥の如くに駈け出した。 「トム、トム……....