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猟矢
「猟矢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
猟矢の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
)に舎人皇子に和え奉った歌があり、大宝二年の持統天皇|参河行幸従駕の作、「丈夫が
猟矢たばさみ立ち向ひ射る的形は見るにさやけし」(巻一・六一)があるから、持統天皇....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
鎮まり返って、二人の足音におどろく鼠すらも棲んでいないらしかった。それでも二人は
猟矢と弓とをしっかりと握りしめて、息を殺して忍んで行くと、冷たい湿っぽい空気が身....