玉の杯[語句情報] » 玉の杯

「玉の杯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

玉の杯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
喜び、身を跳らせて引っ捕えたかと思うと、引き裂いて片端から啖い尽くした。女たちは玉の杯で酒をすすめると、機嫌よく笑い興じながらかれは数|斗の酒を飲んだ。 女た....
女性の諸問題」より 著者:倉田百三
とする傾向が興ってきたのは、よろこばしいことである。 女性に宗教心のないのは「玉の杯底なきが如し」である。信心の英知の目をみ開いた女性ほど尊いものはないのであ....
三国志」より 著者:吉川英治
、張飛は断じて酒をやめます。――杯を砕いて禁酒する!」 彼は常に所持している白玉の杯を、一同の見ている前で、床に投げつけて打ち砕いた。 その杯は、どこかの戦....