玉津島[語句情報] »
玉津島
「玉津島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉津島の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
のお鷹べやから伴っていった隼《はやぶさ》は、姫垣《ひめがき》、蓬莱《ほうらい》、
玉津島《たまつしま》など名代の名鳥がつごう十二羽。 「これよ、伊豆」 「はっ」 ....
「現代日本の開化」より 著者:夏目漱石
便宜を得ましたのは好都合です。そのついでに演説をする――のではない演説のついでに
玉津島だの紀三井寺などを見た訳でありますからこれらの故跡や名勝に対しても空手《か....
「行人」より 著者:夏目漱石
のか、少し解り兼ねた。
彼らの見物して来た所は紀三井寺《きみいでら》であった。
玉津島明神《たまつしまみょうじん》の前を通りへ出て、そこから電車に乗るとすぐ寺の....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
時、従駕の山部赤人の歌った長歌の反歌である。「沖つ島」は沖にある島の意で、此処は
玉津島のことである。 一首の意は、沖の島の荒磯に生えている玉藻刈もしたが、今に....