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玉糸
「玉糸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
玉糸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
生糸貿易には特に警戒して、これは甲州糸だ、島田の糸だ、上州糸だ、諏訪糸だ、前橋の
玉糸だと一目で産地も見分けるぐらい知識を持っている。ましてクズ糸をつかまされるよ....
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
は丹波国佐治地方で出来る木綿もので、土地では「縞貫」と呼ばれ、緯糸に染めない白の
玉糸を、所々に入れるのが特色である。私共が驚いたのは、その色の渋さ、織の温かさ、....