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王都
「王都〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
王都の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「処女の木とアブ・サルガ」より 著者:野上豊一郎
とだと思うが、メムフィスとてもその頃はヘリオポリス(マタリア)同様すでに荒廃して
王都ではなかった。その頃の首府はアレクサンドリアで、しかもパロはとっくに存在しな....
「文づかい」より 著者:森鴎外
心ともなくその面を見しに、この女官はイイダ姫なりき。ここにはそもそもいかにして。
王都の中央にてエルベ河を横ぎる鉄橋の上より望めば、シュロス、ガッセにまたがりたる....
「三国志」より 著者:吉川英治
は、一面の利もあるが、べつに三つの不利もある。小吏王化の徳を誤ること一つ。吏務、
王都を遠く離れて怠り私威を猥りにすること二つ。蛮民互いに廃殺の隠罪あれば、戦後心....