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珊瑚虫
「珊瑚虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
珊瑚虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「椰子蟹」より 著者:宮原晃一郎
《ひ》くと、穴の口にお日様の光りが覗《のぞ》き込みます。すると宿主《やどぬし》の
珊瑚虫《さんごちゅう》はブツブツ言いながら身をちぢめますが、蟹は大悦《おおよろこ....
「「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
いいところだろう」 ナエーアが、踊るような足取りで、水際を飛んであるいている。
珊瑚虫が、紺碧の海水のなかで百花の触手をひらいている。そのあいだを、三尺もあるよ....