» 珍か

「珍か〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

珍かの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
を仲という。一年中の吉凶および千里外の事を知る云々。白色に瑞物多ければなり、世に珍かなるものを貴むは習いなり。古ローマ人や今のボヘミヤ人それからビーナン等に住む....
私本太平記」より 著者:吉川英治
かった。 道誉もまた、いつかその中の一人とはなっている。来れば人の及びもつかぬ珍かな音物を携え、召使にも愛想をこぼし、わけて登子を笑わすことに妙をえていた。で....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
みると、恐縮にたえない。しかしまた、去るにも惜しいとするジレンマにも陥ちる。なお珍かな彫刻、染織、仏像、舞楽面、蒔絵もの、熊野懐紙やら消息やらが……応接にいとま....