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瑞気
「瑞気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
瑞気の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「正雪の遺書」より 著者:国枝史郎
これは奇道でござって正道はその裏にござるのじゃ! ――徳川も今は三代となり平和の
瑞気|充々て見ゆれど、遠くは豊臣の残党や近くは天草の兇徒の名残り、又はご当家の御....
「三国志」より 著者:吉川英治
つけ天象を例にひく者たちは、 「そういえば近頃、成都の西北の天に、毎夜のごとく、
瑞気ある光芒が立ち昇っている」 と、説いたりした。 要するに、孔明の思う気運....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、義貞の不服は一切私心ではおざらん。ただ軍のためを思うのみです。せっかく、戦勝の
瑞気にわいている今日、道誉のごとき二タ股者、いや三ツ股者の降参をゆるすなどの過誤....