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甕の蓋
「甕の蓋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
美酒を墓場の土にふりそそいで。 白骨が土と化したらその土から 瓦を焼いて、あの酒
甕の蓋にして。 (79) 死んだら湯灌は酒でしてくれ、 野の送りにもかけて欲....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
仙吉に何か食ってかかっているところだった。次郎はしかし、それには頓着せず、上酒の
甕の蓋をとって、汲桶の水をその中にざあざあ流しこんだ。 次郎の顔は、その時、す....