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「生保〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

生保の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
山羊髯編輯長」より 著者:夢野久作
霜川支配人より、玄洋日報社に羽束と称する記者ありやと尋ねられしまま、失礼ながら小生保証|致置候。序に御同宿の婦人の事、同支配人より委しく拝承、貴殿ならではそこま....
私本太平記」より 著者:吉川英治
助以下、大館宗氏、堀口貞満、同行義、岩松経家、里見義胤、江田行義、篠塚伊賀守、瓜生保、綿打ノ入道義昭、世良田兵庫助、田中氏政、山名忠家、額田為綱、等、等、等……....
私本太平記」より 著者:吉川英治
義貞は、その夕、 「行かずばなるまい。月毛の背に新しい鞍をおけ」 と、近侍の瓜生保に、駒支度をいいつけ、自身もすずやかな小袖|狩衣を、つとめて都風に、着かざっ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、ごった返しに、三条口までの坂道を、黒い流れが、逃げおめいて行った。 「保ッ、瓜生保っ」 と、義貞はそれの追撃に躍り逸ッている馬上から後ろを見て―― 「瓜生の....
私本太平記」より 著者:吉川英治
をはじめ、堀口、大館、江口、世良田、居あわす者はみな寄れと申せ」 「はっ」 瓜生保が駈け去る。 まもなく、脇屋義助の手にぞくす将のほかは、あらまし集まってき....
私本太平記」より 著者:吉川英治
さしも破綻をあらわして、ついに敗れたものだとある。 この戦いで、新田党の雄、瓜生保は戦死し、義貞の子|義顕も、尊良親王も、大勢の味方と共に自刃するなど、いかに....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
両度の燈籠送りをしているのである。 それから仙北郡には大曲のネムリ流しがある。生保内村のネブタ流しは、入込んだ山寄りの村だけに、その行事がずっと質素で、竿燈な....