用例[語句情報] »
用例
「用例〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
用例の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
れていはしないかということを問題にして、古い時代における仮名、すなわち万葉仮名の
用例をあつめて、「イ」(ワ行の「ヰ」でなく)に当るあらゆる万葉仮名がどういう語に....
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
聞に出るが、浅間のは出ない。ジャーナリズムというものを説明する場合の一つのよい引
用例になると思う。(昭和八年十月、渋柿) せんだって「煙草に関する展覧会」とい....
「辞典」より 著者:戸坂潤
称マルクス主義者によって色々に歪曲された。或いは之を社会の歴史の運動に於てしか適
用例を見出し得ない関係であると云って、之を主観主義化したり(ルカーチ・コルシュ等....
「随筆難」より 著者:寺田寅彦
気で使うが「長い週期」というよりも日常会話にはこの方が実感があるから自然にそんな
用例が出来るのであろうと思われる。「のろい振動の長い週期」を略して「帝展」「震研....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
に習慣によって機械的に出る無意味な発音に過ぎないということになる。 「|Q!」の
用例を二、三|左に示せば――。 仮りに電車のなかで誰かがいやというほど君の足を....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
もよい句で、「友なめて遊ばむものを、馬なめて往かまし里を」(巻六・九四八)という
用例もある。 ○ 山越の風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をか....
「辞書」より 著者:折口信夫
漢字の辞書のできた理由である。考えればやさしいことで、康熙字典を翻訳すればよい。
用例もすててしまって、日本語の翻訳を加える。康熙字典のはいってくる前から利用され....
「言語は生きている」より 著者:中井正一
く、一つのものとして読み違えられて来るのである。 例えば、 「気をつめて」(
用例一)「機をつめて」(
用例三) 「気を直して」(
用例一)「機を直して」(
用例一....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
るが、遠島になるほど強情を通したという驚異や感動が村民の心に残ったからのことで、
用例が賞讃とアベコベだということにはこだわる必要もないだろう。 しかし、今日も....
「J・D・カーの密室犯罪の研究」より 著者:井上良夫
ーは先ず殆んどの場合を網羅している。 「ドアと窓の二つのうち、ドアの方が遥かに使
用例が多い。部屋の内部から密閉されていた如くに思わしめる方法として次のような例が....
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
とに朝鮮において用い始めたところであったらしく、百済人・任那人等は、古く支那人の
用例のままに、我が大和朝廷の御事を「大倭」と書く例であった。我が国でも天皇のお膝....
「古事記」より 著者:武田祐吉
本辭は、また舊辭《くじ》ともいい、これらの語は、古事記の序文以外には、古い使
用例が無い。その内容は、神話、傳説、昔話、物語の類をいうものの如く、まとまつた書....
「日本歴史の研究に於ける科学的態度」より 著者:津田左右吉
くからの風習により或る地位をもっているものが臣と称することがあるらしいが、一般の
用例ではない。 話はわきみちへ入ったが、もとへもどっていうと、上記の『日本紀』....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
同じく、一区画をなしている場所の称である。春坊・教坊・内坊・酒坊・茗坊など、その
用例ははなはだ多い。中にも仏寺にあって僧坊の名は、頻繁に繰り返されて、もっとも耳....
「融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
られるに至ったためであります。 非人といい、非人法師という言葉の意義なり、その
用例なりは、右のいくつかの例証でよくわかることと存じますが、しかし実際には、そん....