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甲張り
「甲張り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
甲張りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」より 著者:癋見鈍太郎
の声は、永年波と風と、海の広さを相手として鍛えられたおかげで、立派に押えの利いた
甲張りになっている。そのほか駅の構内で怒鳴りまわる貨物仲仕の声、魚市場の問屋のセ....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
後れ毛上げても、ええ焦れったいと罪のなき髪を掻きむしり、一文|貰いに乞食が来ても
甲張り声に酷く謝絶りなどしけるが、ある日源太が不在のところへ心易き医者|道益とい....