» 甲斐無し

「甲斐無し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

甲斐無しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
活人形」より 著者:泉鏡花
綱もすなわち幽霊には恐れる。といわれて得右衛門大きに弱り、このまま帰らんは余り腑甲斐無し、何卒して引張り行かん。はて好い工夫はおっとある。「どうだ。一所に交際っ....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
ことを得せず、相応の兵力を有しながら父を殺した光秀征伐の戦の間にも合わなかった腑甲斐無しであるから、高位高官名門大封の身でありながら那賀へ逐われ、次《つい》で出....