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甲鉄
「甲鉄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
甲鉄の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
ていた、そうして立ちすくむ足を踏み占めて、空を仰ぐと、頭上には隆々たる大岩壁が、
甲鉄のように、凝固した波を空に抛げ上げ、それ自らの重力に堪えがたいように、尖端が....
「三国志」より 著者:吉川英治
は白みかけていた。周瑜も魯粛も、 「では、後刻」 と別れて、たちまち、出陣の金
甲鉄蓋を身にまとい、馬上颯爽と、江畔へ駆けつけた。 大江の水は白々と波打ち、朝....