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申付ける
「申付ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
申付けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
心得ます」 母「赦し難いやつなれども御両人に免じて赦すから此方へ来なさい、仕置を
申付けるから」 文「どの様なるお仕置でも遊ばして下さいまし、文治郎|聊《いさゝ....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
四「それは夜陰の儀でござるで、誠にお馬場口や何か淋しくてならんから、彼に見廻りを
申付ける折に、大小を拝借致したいと申すから、それでは己の積で廻るが宜いと申付けま....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
るまいな」 長「けちりんも嘘は申しません」 奉「追って吟味に及ぶ、長二郎入牢
申付ける、萬助恒太郎儀は追って呼出す、一同立ちませい」 是にて此の日のお調べは....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
「亥太郎、森松、國藏、其の方どもが上を偽る段不届であるぞ、五十日間手錠組合|預を
申付ける、文治郎其の方ことは吟味中|揚屋入を
申付ける」 左右に居ります縄取の同....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
榎本君とわたしとは何か書き留めてでも置くような必要が起こった場合には、その執筆を
申付けるつもりで、一種の書記兼帯に狩り出されたらしかった。その第一回は二十八年二....