男が立つ[語句情報] »
男が立つ
「男が立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
男が立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
いから、何《なん》ぞと思っていた処、好《い》い幸《さいわ》いだから金ずくで貴方の
男が立つなら金を千両出しましょう、えー出しやす」 文「いゝや」 新「いや出し....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
あとの事じゃ。この上どうすッかい。女々しか事をしなはッと、親の恥ばッかいか、卿の
男が立つまいが」 黙然と聞く武男は断れよとばかり下くちびるをかみつ。たちまち勃....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
来心とは言いながら、お家の宝蔵に手をかけたこの七兵衛だ、お前さんも捕まえなければ
男が立つめえし、つかまった以上は首をとらなければお役向も面《かお》が立つめえ。こ....
「ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
す。のぼるために梯子まで、二つ三つかゝっています。今、その舞台の上に、大将らしい
男が立つと、大演説をやりだしました。四人のお附きをしたがえた、その大将は、年は四....
「取返し物語」より 著者:岡本かの子
ようよう時節がめぐって来て、都近くの此の山科にお堂の再建。こりゃ門徒一同のずんと
男が立つわけじゃ』 信徒四『お堂が斯う立派に出来てみると、早く中身の親鸞さまの御....