» 留飲

「留飲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

留飲の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平凡」より 著者:二葉亭四迷
て、其心持の悪いこと一通りでない。試験が済むと、早速|咽喉《のど》へ指を突込んで留飲《りゅういん》の黄水《きみず》と一緒に吐出せるものなら、吐出して了って清々《....
護持院原の敵討」より 著者:森鴎外
二日いて、松山から道後の温泉に出た。ここへ来るまでに、暑を侵して旅行をした宇平は留飲疝通に悩み、文吉も下痢して、食事が進まぬので、湯町で五十日の間保養した。大分....