畠山重忠[語句情報] » 畠山重忠

「畠山重忠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畠山重忠の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
て、銀色の刀を振り上げております犬塚信乃の凜々《りり》しい姿や、厳《いか》めしい畠山重忠の前で琴を弾いております阿古屋《あこや》の、色のさめたしおらしい姿を、繰....
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
櫛田神社に於ける還暦祝賀能に「大仏供養」が出た。シテの景清が梅津利彦氏で、ワキの畠山重忠が前記梅津昌吉氏であった。 その頃互いに二十代であった両氏の意気組は非....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
し》になったあと、電車にのって武蔵嵐山というところまで当てずっぽに出かけ、そこに畠山重忠の館趾の梅林というのを見たときの土産。この花は薄紅梅ですが、私は昔、女が....
曽我の暴れん坊」より 著者:坂口安吾
が、一万箱王の二子(後の十郎五郎)は敵の大将の孫というので頼朝に殺されるところを畠山重忠の口添えで辛くも命を助けてもらった。祐経を父の仇と剣の稽古に励んでいるな....
剣侠」より 著者:国枝史郎
地だ。源氏の発祥地ともいうべき土地だ。ここから源氏の諸豪族が起こった。秩父庄司、畠山重忠、熊谷次郎直実等、いずれも武蔵から蹶起した武将だ。……がわしにかかわる事....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
か。 奥州平定の当時、諸将の賞賜せられた地方は明かなものが少い。『吾妻鏡』には畠山重忠が狭少の葛岡郡(後玉造郡の一部)を与えられ、葛西清重が伊沢・磐井・牡鹿郡....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
ば賤民であるべき筈の者どもが、立派な大名になってしまった。すなわち北条時政とか、畠山重忠とか、梶原景時とかいうような、一国或いは数国を領する様な大大名になってし....