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番方
「番方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
番方の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「斜坑」より 著者:夢野久作
事が気にかかり始めたのを、頭の悪いなりにウスウス意識していた。ことにこの時は一|
番方から二
番方まで、十八時間ブッ通しの仕事を押付けられて、特別に疲れていたせいで....
「興津弥五右衛門の遺書」より 著者:森鴎外
目である。五世弥五右衛門は鉄砲十挺頭まで勤めて、元文四年に病死した。六世弥忠太は
番方を勤め、宝暦六年に致仕した。七世九郎次は
番方を勤め、安永五年に致仕した。八世....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ていたのではきりがない。この頑固一徹で日毎に番所を風靡するので、さすがの奉行も年
番方も庄兵衛には一目をおき、まるで腫れものにでも触るように扱っている。 ところ....
「葛飾砂子」より 著者:泉鏡花
まあ緩々と思案をするだ。 思案をするじゃが、短気な方へ向くめえよ、後生だから一
番方角を暗剣殺に取違えねえようにの、何とか分別をつけさっせえ。 幸福と親御の処....