異土[語句情報] » 異土

「異土〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

異土の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
色にさびた街路樹の梢《こずえ》に雀の飛んでいるのを私は見ていた。 うらぶれて異土のかたいとなろうとも 古里は遠きにありて思うもの…… かつてこんな詩を....
放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
屋根を見た。 鉄色にさびた街路樹の梢にしみじみ雀のつぶてを見た。 うらぶれて異土のかたゐとならふとも 故里は遠きにありて思ふもの…… かつてこんな詩を読....