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「畳句〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畳句の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
伸子」より 著者:宮本百合子
上げて来た。 シュッ、シュッ、カ、カ、 (しかし、彼の山々は――)、いきなり、畳句《リフレイン》が記憶の底から浮み出て、その後にとびついた。 シュッ、シュッ....
C先生への手紙」より 著者:宮本百合子
の影を投じ合った鳩羽色の湖面を滑って、或時は有頂天な、或時は優婉な舞踏曲が、漣の畳句《リフレーヌ》を伴れて聞え始めます。すると先刻までは何処に居たのか水音も為せ....
宝島」より 著者:佐々木直次郎
にゃあ…………」。――西インドの海賊のことを歌った唄の最初の二行である。第二行は畳句になっている。「死人箱」というのは西インド諸島中の一つの小島の名。海賊船がそ....