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「畳職〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畳職の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ジャングル頭」より 著者:豊島与志雄
ていたらどうしようというのか。反対なのは、戦争そのものに対してだ。 私は一人の畳職人を知っている。仕事熱心な壮年者で、老父を半ばいたわりつつ、二人で仲よく働い....
山吹の花」より 著者:豊島与志雄
子もFさんに好感を持っていて、その打明け話に笑い声を立てた。 Fさんの家には、畳職人である息子の夫婦と、小さな子供が四人いた。Fさんは金がたまると、その孫たち....
妖婦」より 著者:織田作之助
神田の司町は震災前は新銀町といった。 新銀町は大工、屋根職、左官、畳職など職人が多く、掘割の荷揚場のほかにすぐ鼻の先に青物市場があり、同じ下町でも....