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「疆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

疆の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空中墳墓」より 著者:海野十三
聞社の蹶起を先頭として続々大仕掛けの捜査隊が派遣せられ、凡そ一年半近くも蒙古、新、西蔵、印度を始め、北極の方まで探し廻ったが、皆目消息がしれなかった、というの....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
がある。獄を断ずる者は深く考えなければならない。 飛天夜叉 烏魯木斉は新の一地方で、甚だ未開|辺僻の地である(筆者、紀暁嵐は曾てこの地にあったので、烏....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
くは、映画の「失われた地平線」の素材の出所とにらむことのできる――まさに西北|辺支那の大秘境といえるのである。 しかし、以上の三未踏地でさえ足もとにも及ばぬ....
運命」より 著者:幸田露伴
しいまゝにせり。然れども開元の盛時に当りて、一行阿闍梨、陛下万里に行幸して、聖祚無からんと奏したりしかば、心得がたきことを白すよとおぼされしが、安禄山の乱起り....
人間レコード」より 著者:夢野久作
思う。この頃、欧洲の時局が緊張して、露独の国境が険悪になったので、露国は満蒙、新方面にばかり力を入れる訳に行かぬ。じゃから遠からず東亜の武力工作をやめて、赤化....
ロプ・ノールその他」より 著者:寺田寅彦
出して来て今のコータンの近くに堆石の帯を作っている。この氷河が消失して、従って新地方に灌漑する川々の水量が少なくなり、そのために土壌がかわき上がって今のような....
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
じてしまったのである。 しかし、ソ連、インドにはさまれた「大地軸孔」の位置。新、パミールからかけて南下しようとするソ連勢力と、必死にインドをまもろうとするイ....
所感」より 著者:日野強
予が嘉峪関をこえて新を横断し、カラコルム山脈を超越しおわりしまでに費したる日数、約三百日、その間親....
女坑主」より 著者:夢野久作
物に涎を流して働きかけている白人連中の勢力を探っていたんです。今に日本の勢力が新から四川、雲南、西蔵方面の英、仏、ロシアの勢力を駆逐して中央アジアからアフリカ....
沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
かかった時、さすがは有名な探検家として阿弗利加を初め印度、南洋、中央|亜細亜、新省と、蕃地ばかりを経巡ぐられて太陽の直射を受けられたためか、お顔の色の見事さは....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
によって見ると、プロシアの死亡率は三八分の一、ポメラニアでは三七・五分の一、新辺伯領では三七分の一、選挙伯領では三五分の一となる1)。 1) 〔Sussm....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
れを手に入れるのが 術で、誰がその術に手を著けましょう。 一寸考えて御覧なさい。を侵した外寇の海嘯に、 土地も人民も溺れた、あの驚怖時代に、 どんなにか不本意....
三国志」より 著者:吉川英治
遥かにのぞむ蕩陰里 里中、三|墳、塁として相似たり 問うこれ、誰が家の塚ぞ 田・古冶氏 力はよく南山を排し 文はよく地紀を絶つ 畑の中で、真昼、よくこんな....
三国志」より 著者:吉川英治
軍勢の催促を云いやった。 涼州の地は支那大陸の奥曲輪である。黄河の上流遠く、蒙に境する綏遠、寧夏に隣接して、未開の文化は中原のように華やかでないが、多分に蒙....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ソ連が東亜連盟を侵す径路は三つある。第一は満州国であり、第二は外蒙方面より蒙地方への侵入、第三は新方面である。その中で東亜連盟のため最も弱点をなすものは....