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病院船
「病院船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
病院船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蟹工船」より 著者:小林多喜二
てきた。日露戦争で、「名誉にも」ビッコにされ、魚のハラワタのように放って置かれた
病院船や運送船が、幽霊よりも影のうすい姿を現わした。――少し蒸気を強くすると、パ....
「焦点を合せる」より 著者:夢野久作
ったが及第も及第。とりあえずお芽出度う存ずる。就ては目下、当港(神戸)に停泊中の
病院船、十字丸、三千二百噸の機関長の補充として御乗船願いたいが、御|意嚮は如何で....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
その次に前後左右を軽巡洋戦隊にとりまかれて飛行島の巨体が進み、最後列には特務艦や
病院船、給油船が臆病らしく固まり、殿には巡洋艦を旗艦とする別の駆逐戦隊がしっかり....