痛論[語句情報] »
痛論
「痛論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
痛論の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
をしも同情せずんば、地上いずれのところにか人道を認めん」 と涙を揮《ふる》って
痛論せしかば、満場|寂《せき》として云うところを知らず。唯、証人席に在りしアリナ....
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
からざるに依り、房星の精、化して竜馬となり人心を動揺せしめるのだと云って、時弊を
痛論した。即ち元弘の乱に官軍に加った武士は、元来勲功の賞に与らん為のみであるから....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
説し、いやしくも愛国の士は、挙《こぞ》ってこの事業を賛成しなければならないことを
痛論し、且つその書の末尾に、「余は暫《しばら》くここに親愛なる諸君と訣別す。諸君....
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
」と悠然として長大息し、青年と席を同じくしては「日本文化の時代遅れ」を慨然として
痛論します。軍人に出会って、世界の帝国主義が事実上に高潮しつつある事を厳然として....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
者は、私たちが想像している以上に我国の教育と教育界とを極端に弊害の多いものとして
痛論しているのです。それらの文字だけを読んでいると、これだけ多数の不平家が教育界....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うぜつか》であることを知ったならば、二人とも、かくまで羽目を外《はず》して時事を
痛論するようなことはなかったでしょう。もしありとしても、必ずや、この小存在物をあ....
「電車と風呂」より 著者:寺田寅彦
下がる術を教わるばかりだと云った。E君は、国民の哲学的宗教的背景が欠けている事を
痛論した。 X君とZ君だけは自分の大浴場説に賛成した。しかし浴場に附属した礼拝....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
巧みに論法を換えて、犯罪の根本および原因にさかのぼり、ロマンティック派の不道徳を
痛論した。ロマンティック派は当時、オリフラム紙やコティディエンヌ紙の批評家らが与....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
げた「夜話」の一節をもう一度くりかえし、政治革新のために暴力を用いることの罪悪を
痛論するとともに、いっさいの建設は個々人が脚下を照顧しつつ、一隅を照らす努力を払....
「三国志」より 著者:吉川英治
、ここで呉が曹操に降伏したら、すでに地上に呉はないも同様であると、自分の主張をも
痛論した。 「よろしい。ともかく、孔明と会ってみよう。――柴桑城へ伺うのは、孔明....