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痩す
「痩す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
痩すの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南国太平記」より 著者:直木三十五
げて、斉彬公のお心にもとるなど、思慮があると思うか、無いと思うか。子は父のために
痩す、という言葉があるが、斉彬公は、大殿のために、何うしてその非を匿そうかと努め....
「山吹」より 著者:泉鏡花
くすくとして面凄じ。) 画家 (薄色の中折帽、うすき外套を着たり。細面にして清く
痩す。半ば眠れるがごとき目ざし、通りたる鼻下に白き毛の少し交りたる髭をきれいに揃....