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痴れ者
「痴れ者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
痴れ者の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
損ずるのみだわ」 「ええ、いわしておけば、みだりに舌をうごかして、兵の心を惑わす
痴れ者め。誓って、その首を刎ね落さずんば、何を以て、軍律を正し得ようか。――これ....
「濞かみ浪人」より 著者:吉川英治
い。一枚の戸を、がたがた揺すって、外へはずし、のっそり入って行こうとすると、 『
痴れ者ッ』 ――びゅッと、胸いたへ向って、手槍の光が、闇の中から飛んで来た。 ....