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「痺れ薬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

痺れ薬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
で読んだ事がある、印度の或る部落に住む土人が妙な草の葉を搾《しぼ》り其の汁を以て痺れ薬を製するが、之を刃に附けて人を刺せば傷口は火の燃える様に熱く、爾して全身は....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
いだけのことを言って赤い舌を出すと、お八重はツイと小座敷から出て行ってしまった。痺れ薬のせいで手足はきかないが、頭は働く。口惜しくて腹の中が煮えくり返りそうだが....
怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
りで御座りましたか」 「偽りは偽りながら、霧隠れ雲隠れの秘薬、その他には眠り薬、痺れ薬、毒薬、解毒薬、長命不死の薬、笑い薬、泣き薬、未だ色々の秘薬の製法は、一通....