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皆兵
「皆兵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
皆兵の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
ようと思います(六四頁の付表第一参照)。 古代――ギリシャ、ローマの時代は国民
皆兵であります。これは必ずしも西洋だけではありません。日本でも支那でも、原始時代....
「流行暗殺節」より 著者:佐々木味津三
一緒に、ますますその経綸を発揮して、縦横無尽の才をふるい出したのである。 国民
皆兵主義の提唱がその一つだった。 第二は、軍器製造所創設の案だった。 兵器廠....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
二十歳前後が一番百姓仕事に実が入る時ですから、とこぼす若い爺さんもある。然し全国
皆兵の今日だ。一人息子でも、可愛息子でも、云い聞かされた「国家の為」だ、出せとあ....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
範囲に終始すべきものであると思います。山川帝大総長の如き教育者の頭目が極端な国民
皆兵主義の実現と、今一つは、奉公、節制、柔順、細心というような美徳を養成する目的....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
日本兵制の沿革から見ても亦、極めて必然的なものとされているのであって、現在の挙国
皆兵の根拠は遠く日本古来の兵制へ王政復古したものに他ならないと見られているのであ....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
とだろう。軍部だけが軍人ではないということが軍人乃至軍部の強みなので、なる程国民
皆兵である以上、そうある方が尤もかも知れない。 で、軍部のファッシズムが引き潮....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
生運動」といふのをやり出した時、その雑誌に書いたのである。十五年もまへだ。 国民
皆兵である如く、吾々《われわれ》は皆農でなくてはならぬといふのである。兵役に服す....
「源氏物語」より 著者:紫式部
うに内記の妻の親である大蔵の五位へ心安いままに命じたのであったから、時方から話は
皆兵部卿の宮のほうへ聞こえてしまった。 「絵師も大将の御随身の中にいますものとか....
「傷痕の背景」より 著者:豊島与志雄
ていたので、何等かの便宜を望んで、有吉の助力を求めに行った。すると意外にも、国民
皆兵主義の理論にぶつかった。其後彼は徴集を免除されはしたが、そのため、つまらない....
「円太郎馬車」より 著者:正岡容
………」 「これは今の日本の国のことにして考えてみても同じだろう。たとえば、国民
皆兵――」 言いかけて、ふと圓朝は口をつぐんだ。国民
皆兵なんて漢語の意味の、と....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
いてある訳ではない。
何か事があった時分にはそこに住んで居る二百名余りの人間が
皆兵隊になるのです。その時の話でございましたが一昨年も北原からしてある部落の者が....
「戦争ジャーナリスト論」より 著者:戸坂潤
が戦争ジャーナリズムに帰着して了うとか云うことは、云い間違いか考え間違いだ。挙国
皆兵だからと云って、凡ての国民がその社会的職業の如何よりも先に、上等兵であるか一....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
を突破し得ざること。 欧州大戦等。 四 両戦争の消長を観察するに、古代は国民
皆兵にして決戦戦争行なわれたり。用兵術もまた暗黒時代となれる中世を経て、ルネッサ....