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「皇后宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

皇后宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
を抱いて立ち上りました。 九 弁信の喋《しゃべ》った通り、平皇后宮亮経正《たいらのこうごうのみやのすけつねまさ》は、竹生島《ちくぶしま》で琵....
明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
ん》として輝くのは、旭日《あさひ》に映る白菊の、清香|芳《かん》ばしき明治大帝の皇后宮、美子《はるこ》陛下のあれせられたことである。 陛下は稀《まれ》に見る美....
朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
、彼にならんで名人菊五郎のあることも知った。 「勧進帳」その他が、明治天皇陛下、皇后宮《あきのみや》、皇太后の宮と、天覧につづき台覧《たいらん》になったことは、....
画道と女性」より 著者:上村松園
それをお受けしたのは昨年の九月頃であったろうか。最初の気持では、今の皇太后陛下が皇后宮に居られた頃に御下命を承った雪月花三幅対の図がすでに小下図を差し上げて御内....
画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
でほどこし、そのまま献上いたすわけでございます。 最初の御前揮毫の節に、当時の皇后宮太夫三室戸伯爵を通じて、改めて二幅双か、三幅双の揮毫を、上納申し上げるよう....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
多少は存している。『古事談』に、 俊明卿(宇治大納言隆国三男、大納言民部卿皇大皇后宮大夫源俊明、永久二年薨)造仏之時、箔料ニトテ清衡令。 とある。これは俊明が....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
古今集』の竟宴が行われる前の年であった。 彼の家集は『長秋詠藻』という。長秋は皇后宮の唐名であるから、皇太后宮大夫であった役名を冠したわけである。治承二年俊成....
私本太平記」より 著者:吉川英治
へ懸けたとみられる。 事の秘密は「増鏡」の「つげの小櫛」の巻に鍵がある。 ――皇后宮(※子)も、この頃は遊義門院と申す。 法皇(後深草)のおそばにおはしましつ....