皮籠[語句情報] » 皮籠

「皮籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

皮籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
俊寛」より 著者:芥川竜之介
が、椿《つばき》の油を燃やした光も、さすがにそこまでは届きません。御部屋の中には皮籠《かわご》ばかりか、廚子《ずし》もあれば机もある、――皮籠は都を御立ちの時か....
赤い土の壺」より 著者:田中貢太郎
閉じ、雑木の枝が横わっていて歩けなかった。 道家はひどく疲労を感じて来た。腰の皮籠には用意の獣の乾肉があるので空腹は気にしなかった。道家はどこか祠でもあれば一....