盗取[語句情報] » 盗取

「盗取〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

盗取の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
がたしなみの脇差を佩《さ》して出ましたが、其の脇差は貞宗でございますから、それを盗取《ぬすみと》りました者を探《たず》ねましたら讐《かたき》の様子も分ろうかと存....
政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
《なかねひょうぞう》という家持《いえもち》町人の所へ忍入り家尻《やじり》を切って盗取《ぬすみと》った八百両の内の古金で、皆此の通り三星の刻印の有る古金で有るに依....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
においても、既に議論が岐《わか》れて、種々の異説が存したことであって、第一説は、盗取行為をなしつつある間に発見逮捕せられる場合が現行盗、盗取行為終了後に発覚した....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
込候ものと相見え今以て行方相知れ不申候又土蔵へ忍入りしや私所持の衣類金銀とも悉く盗取り逃去り候跡へ我等|参合せきよと申す下婢に相尋ね候処驚怖の余り己の部屋に匿れ....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
、御意には入りますまいが、元より尊君の様なる正道潔白なるお方に差上げまするには、盗取りました穢れた金銀をもって求めました酒肴ではございません、是は主家金森家改易....