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盗跖
「盗跖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
盗跖の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
福を修めたそうだ(『法苑珠林』九四)。 こんな詰まらぬ法螺談《ほらばなし》も、
盗跖《とうせき》は飴《あめ》を以て鑰《かぎ》を開くの例で、随分有益な参考になると....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
魔視《じゃまし》される。 孔子《こうし》の言《い》えることまたは為せることは、
盗跖《とうせき》より見れば、はなはだ邪魔になったに相違ない。 キリストが無遠慮....
「三国志」より 著者:吉川英治
い人間です」 「ああ、そうでしたか」 孔明は感嘆して、 「むかしにも、柳下恵と
盗跖のような兄弟があったが、今の世にも、あなたのようなお方がいたか。天子に奏して....