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盟
「盟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
盟の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或日の大石内蔵助」より 著者:芥川竜之介
がしら》も、何かと相談にのったものでございますが、中ごろから量見を変え、ついに同
盟を脱しましたのは、心外と申すよりほかはございません。そのほか、新藤源四郎《しん....
「妖婆」より 著者:芥川竜之介
働車が走っている。内へはいればしっきりなく電話のベルが鳴っている。新聞を見れば同
盟罷工《どうめいひこう》や婦人運動の報道が出ている。――そう云う今日、この大都会....
「或る女」より 著者:有島武郎
いせん》したのであった。そのころ女流キリスト教徒の先覚者として、キリスト教婦人同
盟の副会長をしていた葉子の母は、木部の属していた新聞社の社長と親しい交際のあった....
「クララの出家」より 著者:有島武郎
が、やがて彼らは広場の方に、「フランシス」「ベルナルドーネの若い騎士」「円卓子の
盟主」などと声々に叫び立てながら、はぐれた伴侶を探しにもどって来た。彼らは広場の....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
争を迎えました。 欧州戦争の深刻な破壊の体験によって、再び世界主義である国際連
盟の実験が行なわれることとなりました。けれども急に理想までは達しかねて、国際連
盟....
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
平和攪亂の罪を正しく償い得るものである。 三、東亞的統制主義の確立――東亞連
盟運動の回顧 世界はその世界性と地方性の協調によつて進まねばならぬ。東亞の文化....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
こちらへおいで。(美女、手を曳かる。ともに床に上る。公子剣を軽く取る。)終生を
盟おう。手を出せ。(手首を取って刃を腕に引く、一線の紅血、玉盞に滴る。公子返す切....
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
けなんです。――実は、今更何とも面目次第もありません、跣足で庭へ遁げましたのも、
盟って言います。あなたのお姿を見てからではないのです。…… ……聞いたばかり、....
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
うか。何しろ、訳をおっしゃって下さい。夫人、廉平です。人にいって悪い事なら、私は
盟って申しませんです。」 この人の平生はかく
盟うのに適していた。 「は、申しま....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
の名声は到るところ素晴らしいため、自由に旅行できることも書いてある。またパリが同
盟軍に占領された由も書き加えてある。 ローマでは、モリシニが鋼鉄の針に太陽の光....
「瘠我慢の説」より 著者:石河幹明
ず、公然書面を政府に差出し、政府もし英国の要求を聞入れざるにおいては仏国は英と同
盟して直に開戦に及ぶべしと迫りたるがごとき、孰も公使一個の考にして決して本国政府....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
アジアにのぞんでいるのが岸内閣の外交政策であります。それは昨年末とくに日米軍事同
盟の性格を有する日米安保条約の改定と強化をし、更に将来はNEATOの体制の強化へ....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
発展して、日本における最初の共産党事件、暁民共産党事件に連坐した。我々は建設者同
盟をつくり、その指導者とも云う可き北沢新次郎教授が池袋に住んでいたので、その裏に....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
、同八年高橋清吾、北沢新次郎の両教授に、校外の大山郁夫教授が中心になって“民人同
盟会”を作った。 しかしこの“民人同
盟会”も、当時の思想界の変動とともに急進派....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
用う。 三 しからばこの戦争の起る時機いかん。 ※ 東亜諸民族の団結、即ち東亜連
盟の結成。 ※ 米国が完全に西洋の中心たる位置を占むること。 ※ 決戦用兵器が飛....