目が利く[語句情報] » 目が利く

「目が利く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

目が利くの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ワンダ・ブック――少年・少女のために――」より 著者:ホーソーンナサニエル
はまたひどい吹雪なんだから! 大気を真白にして渦巻く吹雪の中で、もしもそんなに遠目が利くものとしたら、タングルウッドの窓からタコウニック山の円い頂《いただき》ま....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
「商売はそんなものさ。売りがあせる時は買い手のチャンスだよ。こういう時に買い手の目が利くと大モウケができるのさ」 「だって雲をつかむような取引きじゃアないか。バ....
怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
部が祈祷して、薬師の水というのを付けてくれた。それで全治してから後は、不思議に夜目が利くようになったのであった。 野獣の眼が暗夜に輝くという、そこまでには至ら....
材料か料理か」より 著者:北大路魯山人
ういうことは、料理をする者にとって、まずいちばん大切な心がけである。骨董屋でも、目が利くということがいちばん大切なのと同じである。骨董屋は商売だから、目が利くの....