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目を付ける
「目を付ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
目を付けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
ろうと、虎も引裂《ひっさ》く気性の文治郎、耐《こら》え兼て次の間にあります一刀に
目を付けるという、これからが喧嘩になります。 十三 申続《もうしつゞ》きま....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を附けた樹の下に後産を埋める。さて父がその樹の根本から初めて胸の高さの処まで刻み
目を付ける、これと同時に賦魂の神カリ自身|倚《よ》りて坐せる木に刻み目を付けて新....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
小屋掛けの紙鳶屋が出来た。印半纒を着た威勢のいい若い衆の二、三人が詰めていて、糸
目を付けるやら鳴弓を張るやら、朝から晩まで休みなしに忙がしい。その店には、少年軍....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
来たら、死骸は石棺のまま現われなければならない。そうでなくとも好奇の者が、金に糸
目を付けることなく、もし潜水夫を潜らせたなら、信玄の死骸のある場所が知れたなら、....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
尚と囁きながら烟草を出してぱくり/\と呑んでいますのを、山三郎が片蔭に隠れていて
目を付けると、何所でか見た様な武士だと思い出すと、三年|前の十月十二日の夜川崎の....
「思い出草」より 著者:岡本綺堂
うな小屋掛の紙鳶屋が出来た。印半纏を着た威勢の好い若衆の二、三人が詰めていて、糸
目を付けるやら、鳴弓を張るやら、朝から晩まで休みなしに忙しい。その店には少年軍が....
「教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
う》でもあるとか、あるいは喧嘩でもしたというと、その犯人としては車夫仲間へ一番に
目を付けるという話だが、そんな事もなくなってしまい、一朝天下の大事でも起れば、新....