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「直奏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

直奏の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
ば、謹んで、闕下にご謁を賜う身仕度もいたしかねます。――願わくは、軍旗をもって、直奏おゆるしあらんことを」 さすがに聞えた山東の勇将、言語|明晰、態度も立派だ....
三国志」より 著者:吉川英治
の先鋒に大将として薦された者は、河南の張※、あざなは雋義、これは仲達から特に帝へ直奏して、 「張※を用いたいと思います」 と嘱望して、自軍へ乞いうけた良将であ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
すび、公卿|僉議では、たれよりつよい主戦論をとっていた。そして後醍醐へもしばしば直奏の下に迫るなどの熱中のしかたであった。 この日ごろのお悩みは龍顔のうえにも....