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直木賞
「直木賞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
直木賞の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「今日の文学の鳥瞰図」より 著者:宮本百合子
るが、文学の現状を見れば、そこには大きい実際の矛盾がある。この三四年来、芥川賞、
直木賞、文芸懇話会賞等々|夥《おびただ》しい賞が懸けられ新人を招いている。ところ....
「今日の文学の展望」より 著者:宮本百合子
かったほど夥しい「賞」を設定して、新人の登場を励ました。文芸春秋社主催の芥川賞、
直木賞。文学界賞、三田文学賞、池谷信三郎賞等。やはりこれも時代の特徴の一つとして....
「今日の文学と文学賞」より 著者:宮本百合子
ったが、それは広汎な影響を持つ間なくして消され、一九三三、三四年ごろから芥川賞、
直木賞、文芸懇話会賞等が出来た。丁度、一部の作家が文芸復興ということを唱え出し、....
「休刊的終刊」より 著者:蘭郁二郎
誌が唯一つのものとなってしまった。その中にあってシュピオは昨年の五月号を木々氏の
直木賞記念号とし、探偵小説界最初の年鑑ともいうような二百三十余頁の尨大号を出すな....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
檀一雄君の
直木賞「石川五右衛門」が連載されてから、「新大阪」という新聞が送られてくるが、本....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
「やあ、よくおつとめですな、婆芸者のように」と、わたしへ言った。その会は、文春の
直木賞受賞者の戸板康二さんのお祝いの会なのだった。じぶんの社でこういう現象の因を....
「アンケート」より 著者:大倉燁子
郎先生。 (『探偵文学』第一巻第一〇号、一九三六年一月) お問合せ 一、シュピオ
直木賞記念号の読後感 二、最近お読みになりました小説一篇につきての御感想 一、あ....
「美しい日本の歴史」より 著者:吉川英治
たれひとり人生を完うされたお方はない。雑兵に交じって火中を馳け歩いた皇子もある。
直木賞作家の城山三郎氏の「大義の末」を読みながらも思い出されたが、終戦直後のこと....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
件反射学に基いた一種の世界観を用意してもいるようだ。感触の新しい生理学者である。
直木賞を貰った木々高太郎は、氏の才気横溢たる処を示している。 医者で文化的に最....