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直物
「直物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
直物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
聞いて来たか、ドエライ話が転がり込んで来たもんだ。その頃まだ元気で居た日本一の正
直物、大井憲太郎という爺さんが、眼の色を変えて担ぎ込んだ話のようにも思うが、とに....
「源氏物語」より 著者:紫式部
中の君の産の重いことばかりを哀れに思って歎息を続ける薫であった。 二月の朔日に
直物といって、一月の除目の時にし残された官吏の昇任更任の行なわれる際に、薫は権大....
「青蛙神」より 著者:岡本綺堂
でもありません。どうぞあの箱を直ぐにお渡しください。 李中行 はは、わたし達は正
直物だ。預かり物は大切に仕舞ってあるから、安心しなさい。(柳に。)さあ、持って来....