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「着初め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

着初めの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
死因の疑問」より 著者:豊島与志雄
いの着物と羽織、真赤なメリンスの帯。それを清さんはたいへん嬉しがって、お正月から着初めました。袖丈なども丁度合っていました。けれど、帯は自分で締められず、近さん....
ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
、女はいくらか気を呑まれて呆然と見て居た。が、やがて椅子を離れてしょんぼり着物を着初めた。 ――まあ宜いだろう。折角喰べかけたご飯だけでも喰べてからにしたら。 ....