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矢の如し
「矢の如し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
矢の如しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
入の道もないのに、小さいお櫃の御飯がたべたいばっかりに下宿住いをしたら、こういん
矢の如し。すぐ月日がたってゆくのには閉口|頓首《とんしゅ》。
第一、何かものを....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
回転の大きやかなテンポというか、味というか。富ちゃんはきっとこう書いてよ、「光陰
矢の如しと云うとおり」と。隆ちゃんのよさ満々ですね。天性の規模は面白いものです。....
「日記」より 著者:宮本百合子
の一日と、今年の一日とはまるで、半分ほどの違いがある。陳腐な言葉ではあるが、光陰
矢の如しと云うのは、ほんとうだ。国男が作文で書いた時間は尊い宝であり、同時に敵で....