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知る由も無い
「知る由も無い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
知る由も無いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「散華」より 著者:太宰治
、受け取った時には、私はその××部隊こそ、アッツ島守備の尊い部隊だという事などは
知る由も無いし、また、たといアッツ島とは知っていても、その後の玉砕を予感できるわ....
「連環記」より 著者:幸田露伴
右衛門も居たろう。ただ彼の去られた妻が猶生きていて此処の参集に来合せたか否やは、
知る由も無い。 寂照が去った其翌年の六月八日に、寂心が止観を承けた彼の増賀は死....