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知的直観
「知的直観〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
知的直観の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「善の研究」より 著者:西田幾多郎
ぬ、とにかくその場合は盲目である。 第四章 知 的 直 観 余がここに
知的直観 intellektuelle Anschauung というのはいわゆる....
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
を認識することが可能であるか。 氏はここにおいてわれらの認識能力に思惟のほかに
知的直観(intellektuelle Anschauung)をあげている。氏の....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
がすでに充分消化されたと考えられる場合には直ちに直観の資格を得るので実はそこから
知的直観とか直観的悟性とかいう言葉も哲学史上に現われて来るのである。 さて、一....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
単なる専門的な哲学上の術語としてしか理解されていないのではないかと思うが、例えば
知的直観とか範疇的直観とかいうテルミノロギーから連想されるものは、哲学の専門的職....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
天下り式テーゼを直覚的に承認するのとは全く別である。云わば道徳的直観主義の代りに
知的直観主義が、この大陸的合理主義の特色をなす。常識のように倫理的乃至審美的では....
「哲学入門」より 著者:三木清
う。人間が無限なものであるならば、我々の思惟はカントのいわゆる直観的悟性もしくは
知的直観であることができ、認識の形式と共に内容をもみずから生産することができるで....