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短絡
「短絡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
短絡の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
現場に虜になって後ろ手に縛られていながら、巧みにナイフを使って火災報知器の導線を
短絡させて消防隊を呼び寄せるが、火の手が見えないのでせっかく来た消防が引き上げて....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
であるべき筈だったのに、ここでは意味と意味とが、極めて、奔放に、天才的(?)に、
短絡して了う。こうやって現実の代りに「意味の世界」が出現する。現実界はわずかに、....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
を時間的に溯源することが事実上出来ないので、非因果的に、直接に、存在物と意識とを
短絡させて了うのである。回り道を抜きにして
短絡するというこういう直接さが、認識と....