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石代
「石代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石代の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「わが町」より 著者:織田作之助
めるというありさまであった。 坊主も宣教師も居らず、線香もなく、小石を立てて墓
石代りの目じるしにし、黙祷するだけという簡単な葬式であった。ひとつには、毎日の葬....
「青服の男」より 著者:甲賀三郎
を見比べながら様子を眺めていた。 大きな碁盤には例の通り、黒と白の木で作った碁
石代りのものが、二三十並んでいる。黒はどこへ打っても、すぐ四三か四々が出来て勝て....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
っておりますので、ここでは荒方工事の報告を致します。一、銅像一千一百円、玉垣外庭
石代九十二円、庭造り四十八円九十銭、維持費積立金一百円、除幕式費用約百五十円、外....
「追憶の冬夜」より 著者:寺田寅彦
並んでいる。それは昔この道路の水準がずっと低かった頃に砂利をつめた土俵を並べて飛
石代りにしてあった、それをそのまま後に土で埋めて道路面を上げたのであるが、砂利が....
「天狗外伝 斬られの仙太」より 著者:三好十郎
しそいつは短気と言うものだ。江戸へ願いに行くと言うのも、どうせ百姓衆のことだから
石代貢租のことだろうが、それにしてからが、ウヌが命が惜しいからだ。 お妙 ……村....
「斬られの仙太」より 著者:三好十郎
しそいつは短気というものだ。江戸へ願いに行くというのも、どうせ百姓衆のことだから
石代貢租のことだろうが、それにしてからが、ウヌが命が惜しいからだ。 お妙 ……村....
「古事記」より 著者:太安万侶
佐の首《おびと》・宮の首の別等の祖先です。アシカガミワケの王は、鎌倉の別・小津の
石代《いわしろ》の別・漁田《すなきだ》の別の祖先です。次にオキナガタワケの王の子....
「わが町」より 著者:織田作之助
穴へ埋めるというありさまだった。坊主も宣教師も居らず、線香もなく、小石を立てて墓
石代りの目じるしにし、黙祷するだけという簡単な葬式しか出来なかったのは、ひとつに....