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「石巌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

石巌の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
天守物語」より 著者:泉鏡花
衝と天井に翳し、高脛に拍子を踏んで―― 戈※剣戟を降らすこと電光の如くなり。 盤石巌を飛ばすこと春の雨に相同じ。 然りとはいえども、天帝の身には近づかで、 修羅....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
に裸体山なり。ただ残雪の斑文をなすを見るのみ。極北の山にしてなおかくのごとし。堆石巌々たるは、ひとり南山に限るにあらず、これより北進するに従い、雪色天にみなぎる....