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石帯
「石帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連環記」より 著者:幸田露伴
ったものをいうので、衣冠束帯の当時の朝服の帯であり、位階によりて定制があり、紀伊
石帯、出雲
石帯等があれば、石の形にも方なのもあれば丸なのもある。
石帯を借らせたと....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ためにととのえられた御衣服は限りもなくみごとなもので、そのほかに国宝とされている
石帯、御剣を奉らせたもうたのである。この二品などは宮の御父の前皇太子の御遺品で、....
「源氏物語」より 著者:紫式部
あろうからと思い、貴重品として将来は故人の姫君に与えようと考えていた高級な斑犀の
石帯とすぐれた太刀などを袋に入れ、車へ使いが乗る時いっしょに積ませた。 「これは....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ると、すぐ彼の後から、ここの主の伶人(楽師)が小走りにつづいて来て、 「ご装束の
石帯(皮帯)が、お腰の辺で縒じれておりまする。お直しなされては」 と、注意した....