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石積み
「石積み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石積みの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
がら提灯を持った僕に、別酒一樽を持たせて大平山神社の社《やしろ》を、左へ取って、
石積みの鳥居を潜《くぐ》る時分、酔いが廻って主膳は陶然《とうぜん》たる心持になり....
「藤九郎の島」より 著者:久生十蘭
んだ。 三 享保七年、三年目の冬のことであった。焚木とりに東の入江へ行くと、百
石積みの船が一艘、浜に漂い着いていた。いつごろ乗捨てたものか、船腹におびただしい....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
り打って、四、五|間向うへ突ンのめっている。 イヤ、周馬のみならず、その時二百
石積みの船がもろに傾いて、海水をすくうかと思われたほど、激しい震動を食ったのであ....