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石蹴り
「石蹴り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石蹴りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
岸は倉庫と倉庫の間の空地に、紅殻色で塗った柵の中に小さい稲荷と鳥居が見え、子供が
石蹴りしている。 さすがに話術を鍛えた近頃の下町の芸妓の話は、巧まずして面白か....
「嵐」より 著者:島崎藤村
、私は子供の世界に親しむようになった。よく見ればそこにも流行というものがあって、
石蹴り、めんこ、剣玉、べい独楽というふうに、あるものははやりあるものはすたれ、子....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
が五六人、いずれも背中に乳呑児を結びつけて、子守を仰せつかりながら、桜の木の下で
石蹴りなんぞをして、遊んでいるところであります。
寺子屋としての日課が終ってか....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
相手を屈ませていただけかも知れない。 二つの遊戯の結合する場合は多い。たとえば
石蹴りなどは私などの全く知らなかった遊びだが、東京でいうチンチンモガモガ、関西で....